2008年10月11日土曜日

第4回/10月10日STEP1<かたちときもち>その3

前回の<ws四角を描く>の振り返りから;廻し描きすることで気づくこと。
画面をつくろうとするよりもリズムや身体の描く動きが意識される。
画面を通じて会話をしてるようで他者との応答、リアクションが意識される。
何よりも絵が下手でも楽しく参加できる。
最後に塗るのが描くのと違った感触を感じた。


今回は、筆と墨で道具や描き方がどのようにきもちとかたちに影響を与えるかを体験してみる。
ws9 立て描き
まずは、筆の持ち方から名前をひらがなで半紙に自由に書く。
筆の筆触や手の動きをいろいろ遊んでみる。
筆が紙と触れる先っぽの感触を得るために半紙を左手で持って<立て描き>をしてみる。

相手に半紙を持って支えてもらって。裏から見ると筆の動きがよくわかる。
ここでは、「書く」よりも「描く」を意識して。手の動きがきもちを動かすように頭を刺激する。

ws10 目の動きを筆に伝える
;コンタードローイング 目の動きを意識するために指差しをしてみる。片目でゆっくり指先をなぞるように動かしていく。

画面を見ないで目の動きに沿って筆を動かしてみると。

ws11 手と筆のあいだを伸ばしてみる
;<テンション・ドローイング>と命名。(倉科勇三さんのwsからヒント)

1mほどのヒゴに筆をテープで止めて描いてみる。ままにならない身体の動きにイライラ感がつのってくる。そんなときは、幼児のなぐり描きを思い出そう。
まずは叩いて、叩いて、ぶらぶら揺らして、揺らして。振って、振って、と頭を空っぽにして身体と手の動きに身をゆだねてみると。

ws12 ローラーで描く

アルミ線でフリーな線をつくる。ローラーに墨をつけて半紙にうつす。


次回は、<うつす>;写す、映す、移す、、。

1 件のコメント:

this too will pass さんのコメント...

interesting! good luck